Malaga B vs Celta
05.03.26.sabado
日時:セグンダA第30節 2005年3月26日(土)
対戦:マラガB vs セルタ
結果:0−1
得点:0−1 63分 ナゴーレ
審判:マルティネス・フランコ(ムルシア)
警告:(マラガB)
ペレーラ(セルタ)

昨年、惜しまれながら二部に降格したセルタと、下部組織としては唯一二部に在籍するマラガBの対戦。

まず、両チームの作戦としては、昇格を目指すセルタは、アウェイとはいえ勝ちを狙っており、降格を避けたいマラガBはホームでありながらひたすらに守った。

セルタは、ラスパルマスで活躍した、最後まで耐える男ことオルランド・キンタナがピントに代わってゴールキーパー。ついつい相手との距離を空けてしまうベリッツォとちょっとアゴのしゃくれたセルヒオがセンターバック。持久力抜群、テクニックそこそこのアンヘルが右サイドバック。テクニックに優れ、上がって威力を発揮するロジェールが左サイドバック。相手の動きを読み、体を合わせての守備が光るナゴーレがオウビーニャに代わって守備的な中盤。その前にはフォワードに近い位置に上がって左足が光るカノービオ。右にはこの試合ではまったく冴えなかったカプーチ。左には不動のキャプテン・グスタボ・ロペス。トップ下にはアトレチコがつけねらっているハンドロ。トップにはギリシャ人のブリッサスに代わり空中戦を得意とするサバが入った。

基本的に、セルタのストロングサイドは左であり、そこで、グスタボ・ロペス、ロジェール、カノービオ、ハンドロの絡みからチャンスを作り出す。

一方のマラガは、1−5−4−1に組み、フィニーニョの突破とヘイホのボールキープからのカウンターを狙っていた。

前半開始時点では、中盤の左右にフィニーニョ、カルデロン、二人の左利きが配置されていたが、ボールを前に運ぶことができず、前半27分に右効きのエルナンデスを入れて修正をはかった。

前半は、ボールを支配するものの決定機をつくれないセルタを尻目に、フィニーニョが二度オルランド・キンタナとの一対一を迎えて外す展開となった。

このフィニーニョという選手は左利きで、ドリブルに優れ、センタリングも鋭い、おまけにラインの裏に出るタイミングも良いし、シュートも正しいコースを狙っている。
右足がどうにも苦手なところが難点ではあるが、今後が期待される。

期待のハンドロが冴えず、どうにも攻撃に精彩を欠くセルタは、61分にペレーラを投入した。

このペレーラは、あのペレーラであり、大久保が来る前は、マジョルカの前線でボールを引き出すために必死で走っていたあのペレーラである。

彼が徹底的にラインの裏に走ることで試合は一転した。

先制点も、オフサイドラインを抜けて縦に走ったペレーラにナゴーレが絶妙なパスあわせたことから生まれた。
キーパーとの一対一を向かえたペレーラは、逆サイドにパスを流し、それに追いついたナゴーレが押し込んだ。

本当はオフサイドだったとの噂だが、ペレーラの芸風がいきた瞬間だった。

リードを奪った、スペインの森本レオことフェルナンド・バスケスは、面白い交代を行った。

74分にサバとメンデスを交代したのがそれだが、その後は4バックと5バックの中間のような布陣になった。

メンデスを右サイドバックと見て、アンヘルを右中盤と見ればそうだが、守備になると、アンヘルは確実にサイドバックの位置に戻ってくる。

実に微妙な配置になっていた。

取り敢えずは、守りを固めたことだけは間違いないのだが、その後は、サバに代えてイサックを投入し、中盤を押さえて勝利をものにした。

この勝利により、セルタは、降格圏のすぐ外側にいるアラベスに7ポイントの差をつけて首位を守った。

残り12節、日本でも人気の高いセルタの復帰が現実のものとなるとよろしいのですが。

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