Mallorca vs Betis
05.05.29.domingo
日時:第38節 2005年5月29日(日)
対戦:マジョルカ vs ベティス
結果:1−1
得点:0−1 50分 アッスンソン
1−1 88分 ペレイラ
審判:ペレス・ブルル(カンタブリア)
警告:ユリアーノ、アランゴ、ペレイラ(マジョルカ)
アルス(ベティス)

遂にマジョルカの残留が決まり、ベティスとビジャレアルが史上初めてチャンピオンズリーグに出場する可能性が膨らんだ今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日はマジョルカ対ベティスなどをお届けしようかと。

まず、マジョルカの先発は、このような配置だった。
この形では得点を奪うことができず、後半が始まった直後にアッスンソンの必殺フリーキックを喰らって一点を追いかける展開になった。

時間が過ぎ、0−1で負けようが0−2で負けようがどうでもよいクーペルは72分に最初の交代を行った。
ビクトルをトゥニに代え、配置は、図のように変わった。
そして、79分には大久保をルイス・ガルシアに、83分にはファリノスをコレアに代え、このような形になった。

アランゴは一応左のボランチのような場所を埋めるが、前に残ることが多いためにペレイラのワンボランチに近い形になる。
これは、センターバックの前にスペースを空けることを極度に嫌うクーペルにとっては珍しい。

この交代の後は、正にそのスペースを突かれ、むしろベティスに流れが傾いた。

マジョルカにとってまずい状況ではないか、と思っていると、5分後には交代出場のトゥニが左サイドから抜群のセンタリングを送り込み、これまで相手を削りたくって守備に働いてきたペレイラがヘディングシュートを決め、さらには、89分にはビジャレアルがレバンテを相手に3−1とリードした関係で、マジョルカの一部残留がほぼ確定した。

そして迎えた93分、ベティスのセラ・フェレールは、ホアキン(右の中盤)をレンボ(センターバック)に代えた。

この交代の意味を考えると、

1 同点の段階で中盤をディフェンスに代えた、ということは相手の攻撃を防ぎ、同点を目指した

というものと、

2 攻め駒を外し、ロスタイムの交代で時間を流してベティスが勝つ可能性を低下させた

というものの二つが考えられる。

普通は1だと考えるのが妥当だが、

・その交代が行われる前の段階でセビージャの負けは確定していた
・それにより、ベティスのチャンピオンズリーグ予備戦出場は確定していた
・ベティスはベンチにラジオを持ち込んでおり、それを知っていた
という周辺状況を考えるに、ベティス側に交代を行う積極的理由はなかった。

しかし、

・セラ・フェレールはマジョルカ生まれでマジョルカの監督を9シーズン務めていた
・ビジャレアル対レバンテの試合は進行が遅れ、3分程時間が残っていた

という話を考え合わせると、
「万が一、レバンテが3−3の同点に追いついた時にマジョルカが一部に残れるように引き分けで終わらせよう」とセラ・フェレールが考えた可能性はもあり、ホアキンの交代は何らかの間違いからベティスが追加点を決めて勝ってしまわないための交代だったとも考えられる。

真偽の程は永遠にわからないとは思うのですが、暇つぶしのネタくらいにはなるのではないかと。

遂に長かったシーズンも終わりを迎える運びとなりましたが、来週はセグンダ、その次の週は代表戦などを追いかけていく予定ですので、今後ともお付き合いいただければ幸いであります。

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(注:これを書くのは野暮なことかもしれませんが、「八百長があった」ということではなく、「チャンピオンズリーグを目指して勝ちに行っていたセラ・フェレールだが、それが達成された瞬間に思考が別の方向に向いた可能性がある」ということです。念のため。)