コーナーキックに見るセットプレーの基本要素
実線:ボールの動き
点線:選手の動き
ニアサイドにスペースをつくる

図1:初期配置



図2:攻撃側の動き



2,3,4は斜めにキーパーエリア淵に走り込み、開いたスペースZに5が入り込む。
守備側の視線はニアサイド側に集中しやすいので、スペースYが大きく空く可能性がある。

図3:移動後



ニアサイドで5のヘディングシュート、中央後方で6のボレーシュートを狙う。
7はクリアボールに備える。
クロスムーブでスペースをつくる

図1:初期配置



図2:動き



中央で4と5がクロスし、4は5のマーカーをピックアップする。
3は二人の後方から巻くように(ロールアウト)4と5が空けたスペースZに走り込む。
6はペナルティーエリア外側からスペースYへ移動する。

図3:移動後



キーパーの頭上を越えたボールを3がヘディング。
もしくはフリーになる可能性の高い6にボールを合わせる。

ショートコーナーから一列に並ぶ

図1:初期配置



図2:攻撃側の動き



2は1の空けたスペースに走り込み、3,4,5はボール軌道下に一列に並ぶ。

図3:移動後



ニアポストに走り込む2、もしくは軌道下に並ぶ3,4,5にボールを合わせる。
軌道下に選手が並んだ場合、蹴る方向を合わせれば高さがズレてもシュートにつながる確立は増す。

以上の例で、先週述べた

1 スペースを空ける
2 選手をフリーにする(ピックアップ)

の実例が見られる。 例については2002年〜2004年シーズンまでのスペインリーグにおける実際の試合から引用している。
クイックについては全てのコーナーキック、フリーキックで実現されるのが望ましい。
また以上の二つに加えて、

3 一列に並ぶ
4 ロールアウト

というセッティングも見られる。
先週述べたスタックについては今後実例を挙げる。

言葉尻が無愛想で申し訳ない、と思いつつまた来週。

キーパースクリーン

マークをはがすために相手キーパーを利用する

図1:キーパーを使ったピックアップ



張り付いたマーカーがキーパーに当たるように移動する。
これによりキーパーの動きを妨害し、マーカーを躊躇させることができる。

図2:キーパーを間に挟む



意図的にキーパーのよりもゴールライン側に立つ。
マーカーはキーパーが邪魔で近寄ることができない。
ここから左右に動くことによりフリーになる。
これは、2007年4月21日のレアル・ソシエダー対アトレチコ戦において、ソシエダーが使用していた。

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