週休蹴まとめ (2005.01.21)    〜週休6日のスペインサッカーニュース〜

ファビオ・アウレリオの涙

先週末のオサスナ対バレンシアの直前、アドリアーノのパンチを喰らったことで有名なバレンシアのディフェンダー、マルコ・カネイラの8ヶ月になる娘さんが新生児突然死により亡くなった。これにより試合の中止も検討されたが、スペインサッカー協会会長が電話にでなかったため予定より10分遅れて開始された。
ベンチでうつむくバレンシアの選手達の中でもファビオ・アウレリオは目に涙を浮かべ、呆然とした表情のまま動かなかった。


ソレールの説明

試合が中止にならなかった理由について、バレンシア会長のソレールが記者会見で語った。
「審判やオサスナと話し合った後、中止の意向を審判協会の会長に伝えた。そしたら、”最終的な試合中止の決定権は協会が握っているから、サッカー協会の許可を得てくれ。”と言われたんだ。それで必死で協会に電話したんだけど、誰も出ない。やっとアンヘル・ビジャール(協会会長)の息子がつかまったけど本人は不在で、こっちに電話をくれるように頼んだんだ。でも試合開始時刻になっても電話がなくて、結局、ラニエリはプレーすることに決めたんだ。」


セサル・フェランドの解答

選手の娘の死にも関わらず試合が強行された事態を受け、アトレティコ・マドリー監督のセサル・フェランドが口を開いた。
「中止に決まってんだろ、そんなもん。大体よアルビトロ(審判)はそのためにいるんちゃうんか。まったく似てもいないユニフォームを替えろとかぬかして、45分も試合を遅らせるんだったら、こんな時にこそ行動をおこさなあかんやろ。」
と述べた後、フィーゴがサラゴサのセサルの膝を踏みつけて6ヶ月から7ヶ月の怪我を負わせた一件にも触れ、
「ん?俺にとっちゃ一発レッドだ。」
と付け加えた。


アトレティコのキーパーのアイドルは

そのアトレティコのセカンド・キーパーであるクエジャールは、木曜日の国王杯でトップチーム公式戦デビューを飾った。
下部組織出身の彼ではあるが、そのアイドルはレアル・マドリーのイケル・カシージャスであるらしい。


ロベルト・カルロス小言を披露

バジャドリーに敗れ、もう12年も国王杯から遠ざかっているレアル・マドリー。この日、多くの下部組織選手と共に先発し、キャプテンも務めたロベルト・カルロスが試合後に小言を披露した。
「つーかよ、もっとやる気だしていかなあかんで。こう、ハングリー精神ってもんが足りひん。特に前半や前半。後半は良かったけどな、前半はまったくあかんかった。もしサッカーのためにやる気だせへんのやったら、なんのためのやる気やっちゅうねん、ほんまに。」
と述べた。
ちなみに、マドリー敗退の直接のきっかけとなったシュートは、ロベルト・カルロスが逆を取られたことから生まれている。


トミーとオグロ

その試合に出場していたベルナベウの新アイドル、トーマス・グラベセンは、「オグロ(悪鬼)」という仇名を頂戴している。このあまり有り難くない事態に対して本人は、「別にオグロと呼ばれたところで気にはしないが、俺は”トミー”っていうんだぜ。」と応じた。
トミーとオグロではずいぶん響きが違うが、どうも後者が採用される気配だ。


今年最大のスキャンダル?

アルゼンチン代表は90年ワールドカップのブラジル代表との試合において、水筒を二種類用意し、片方には普通の水、もう一方には頭が朦朧とするような物質を入れていた、という話が物議をかもしている。怪我人が出てピッチ内に水筒を運び込んだ際に相手選手が水を要求したら後者を渡していた、という話だが、映像でもアルゼンチン選手には緑の水筒を渡し、ブラジル人には透明なペットボトルのような水筒を渡していた。
この「水」を実際に飲んだブランコは、「いや、なんで違う容器かわからんかったけど、その後は頭がグラグラだったさ。」と告白している。
この件は、マラドーナがTVのトークショーで面白おかしく語ったことに端を発しているようだ。