バレンシアかスペインか (2007.02.07)

「昨日は代表の試合が行われた」

「行われたな」

「スペインは、イングランドと対戦して、0-1で勝った」

「実に久しぶりの勝利だった」

「アラゴネスも一安心というやつやな」

「ちなみに、先発は下のようになっていた」



「しかしなんだな」

「なんだ」

「バレンシアの選手が多すぎるな」



「11人中5人やな」

「こうなると、もういっそのこと代表全部がバレンシアでもいいのではないかという話になる」

「それは無茶やろ」

「いや、それが無茶でもなくてだな。怪我人がいないとすると、バレンシアだけで下のようなスペイン代表を組むことができる」



「ふむ」

「どうや」

「結構強そうやな」

「結構どころか相当強いで」

「そうかもしれん」

「ちなみに、バレンシア選抜チームから漏れたスペイン人で有名どころをそろえると下のようになる」



「ホアキンはバレンシア一族やけどな」

「それだけバレンシアの層が厚いということや」

「他にもガビラン、アングロ、ダビー・ナバーロもおるしな」

「恐ろしい話やで」

「確かに」

「それでだ」

「なんだ」

「バレンシアをベースに、明らかに変えたほうがいいと思われるポジションだけをいじると次のようになる」



「両サイドバックだけか」

「これでワールドカップに出てもなんの違和感もないと思うけどな」

「せめてもうちょっといじくって、こうするべきちゃうか」



「センターバックにプジョルか」

「それにボランチでもう少しゲームをつくりたいなら、アルベルダの横に組み立て屋を入れるべきやろ」

「誰をいれるんや」

「シャビ、セスク、イニエスタ、シャビ・アロンソ、カスケーロ、ビケイラ、アベル・ブアデス、アランブル、デ・ラ・ペーニャとかそういう人たちや」

「えらい沢山やな」

「個人的には、下みたいに、あまり守備を考えない代表もつくって欲しいけどな」



「これはロマンティックやな」

「みんな上手やろ」

「上手いのは確実やけど、はたしてこれでバレンシアベースの代表に勝てるかね」

「安定感という点ではバレンシアの方が上かもしれん」

「つまりだ」

「なんだ」

「ここまでの結論としては、いっそのこと代表監督をキケ・サンチェス・フローレスにしてしまえばいいという話が成り立つわけだ」

「成り立つのか?」

「そりゃそうやろ。代表の内8人か7人が同じチームの選手でいいなら、クラブ監督が兼任でやった方がはるかに効率がいいやろ」

「心情的には受け入れ難いものがあるけどな」

「それはそうやけどな」

「まあ、それはそれとしてだ」

「どうした」

「対戦相手のイングランドは下のような形をしていた」



「いわゆる3トップ系やな」

「基本的にそうなっている」

「これまでからすると珍しい形ではあるな」

「そして、この中で一番の注目はといえば、キャリックということになる」

「そうなんか」

「彼は久しぶりにおそろしく上手い」

「どんな表現だ」

「ビム・ヨンク、グァルディオラ以来の上手さやで、あれは」

「また古いな」

「いや、特にボールを持っていない時の上手さというのは格別で、例えば、味方がボールを持っている時、流れに乗って動いていると思ったら、死角に入った瞬間に動きを変えてマークを外す。守備ではポジショニングが秀でていて、ほとんど走ることなく必要な場所にたどりつける。特に、前半29分39秒あたりのパスカットや、前半42分16秒のクリアに至るまでの動きなんかは見事やで」

「セリフが長いな」

「おまけに、相手がパスを出そうとするタイミングで必ず両足を地面につけて沈み込みむからどんなパスにも対応できる。問題という問題といえば、ボールを奪うために体を寄せる技術がないことぐらいちゃうか」

「だからセリフが長いと」

「キャリックとイングランド代表については、また別の機会にまとめたいと思っています」

「そういって忘れるのが常やからな」

「その時は催促していただければと」

「そんなこんなで今週はこの辺で」

「また来週」

「ごきげんよう」



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