Atletico vs Osasuna
07.09.30.domingo
日時:2007年9月30日(日)
対戦:スペインリーグ第6節 アトレチコ対オサスナ
結果:2−0
得点:38分 1−0 ラウール・ガルシア
82分 2−0 アグエロ
審判:ラミレス・ドミンゲス(アンダルシア)
退場:−
警告:パブロ、アントニオ・ロペス、セイタリディス(アトレチコ)
フォント(オサスナ)

「さて」

「なんだ」

「最近アトレチコの調子がいいらしい」

「らしいな」

「先週もオサスナに勝って3連勝、順位も5位に上昇した」

「それでカルデロンは大盛り上がりと」

「まあそういうわけだ」

「開幕直後はそれほど良くなかっただけに、何がどう変わったのかが疑問やな」

「この試合の先発はこうやな」

「これと比較すべきは、第一節のこれやな」

比べると、右の中盤にレジェスに、ディフェンスライにアントニオ・ロペス、エレル、キーパーにアッビアーティに変わっている点が異なる」

「この中では右のレジェスが鍵かね」

「そうやな」

「開幕当初のアトレチコは、後方からフォワードにボールが入らない、組み立てられない、というのが問題だったわけだ」

「それをどう解決したかというと」

「ほとんど解決していない」

「残念ながら」

「それなのになぜ勝っているかというと、基本的に組み立て云々ではなく、サイドにレジェスが入り、個人技で敵を食い破る事で攻撃が上手くようになった」

「ホアキンやレジェスみたいな選手がいるとそういう点で楽やな」

「そのかわり、その選手が怪我でもするとチーム自体がガタガタになるねんけどな」

「まあな」

「実は、この試合では、オサスナはその点を充分に警戒していて、左サイドバックがレジェスをマンツーマンに近い形でマークしていた」

こうか」

「コラレスはセンターバックとの距離を縮めるよりも、レジェスの近くにいることを優先していたわけや」

「おかげでレジェスはほとんど働けなかった」

「そのレジェスを抑えた代りといってはなんだが、オサスナの中央の守備が甘くなり、それをアグエロやフォルランに突かれた」

「サイドを埋めれば中央が空き、中央を埋めればサイドが空くしな」

「アトレチコのボランチから後ろが細かく組み立てられないといっても、スペースがあればパスは通りやすい」

「この日はそれが上手くいった」

「そこでだ」

「なんだ」

「アトレチコを相手にする場合、こう守ればいいと思うわけだ」

「1-4-1-4-1か」

「そこからボールを右に右に追い込むようにすればいい」

「組み立ての下手なパブロ、セイタリディスにパスを出させるわけか」

「それにこうしておけば、自然とレジェスの周囲にあるスペースも埋まる」

「まあ、アトレチコが困るは確かやろな」

「やろ」

「ただし、1-4-1-4-1を使うとボールを奪った後の攻めが難しいのもまた事実や」

「まあな」

「それにアトレチコの側としては、相手にそうこられても、ある程度対抗する手段はあると思うで」

「ほう」

「この試合の交代が全部終った後、こうなったやろ」

「そうやな」

「この左中盤フラドには未来があると思うわけだ」

「そうかね」

「例えば、前半は左サイドにボールがある時、レジェスがサイドに大きく開いていてもパスがこなかったわけや」

「ボールがこないもんだから、どんどん内側に入り込んできて、中央を狭くする場面が多かったな」

「ところがフラドを使うと、こういうパスが頻繁に出るからその心配もない」

「それとさっきの話とどうつながるのかね」

「つまり、今のアトレチコの基本は、この形からきっちり守ってサイドに頼るわけやろ」

「そうやな」

「そこを封じらた時には、こう組んで、左からフラド、後方からゼ・カストロで組み立てれば、1-4-1-4-1でこられても手も足も出ないということはない」

「守備は弱くなるけどな」

「まあ相手がチャンピオンズ圏のチームでもなければ充分に守れる」

「しかしや」

「なんや」

「次の相手はバルセロナやろ」

「うむ」

「バルセロナは1-4-3-3と言い条、事実上1-4-1-4-1なわけだ」

「アトレチコにとっては、苦手なシステムでおまけに上手い。理論上、天敵みたいなもんやな」

「そこでどうするかという話や」

「守るバリエーションとしては、左中盤にマキシを入れてメシを押さえて、フォルランを一つ下げて中盤を厚くする。というのがあるな」

「もう一つは逆に左にフラドを入れて切り合うという手もあるな」

「それはやるとしてもメシが疲れてからやろ」

「まあそうかね」

「バルサを相手に、アギーレが3連勝中のチームをいじるか否か」

「注目というところで」

「また次回」

「ごきげんよう」



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