Holanda vs Argentina
06.06.21.miercores
日時:2006年6月21日(水)
対戦:ワールドカップD組 オランダ対アルゼンチン
結果:0−0
得点
審判:メディーナ・カンタレッホ(スペイン)
警告:カイト、オーイヤー、デ・クレル(オランダ)
マスチェラーノ、カンビアッソ(アルゼンチン)

「オランダとアルゼンチンの試合は0-0で終わった」

「うむ」

「結果として、アルゼンチンがグループ1位で次にメキシコと対戦して、オランダが2位でポルトガルと対戦する」

「オランダはポルトガルを避けるためにもっと攻めるかと思っていたが」

「そうはならなかった」

「それはなぜかという話やな」

「うむ」
「最初の配置はのようだった」

「両チームとも激しく先発が変わっている」

「まず、オランダはいつものメンバーから5人が入れ代わっている」

「これは、すべてイエローがらみなんやな」

「上の方にならんでいる、ジオ、マタイセン、ハイティンガ、ファン・ボメル、ロベンはイエローを1枚ずつ受けている」

「もしこの試合でもう1枚もらった次の試合で出場停止。この試合を乗り越えればちゃらになる」

「もうグループリーグ突破が決まっていたことを考えると納得がいく」

「一方のアルゼンチンはこうなっていた」

「ハインツェ、サビオラ、クレスポはイエローでベンチ。ソリンも含めると4人が代わっている」

「そして、遂にメシとテベスが先発した」

「しかしなんだな」

「なんだ」

「日本ではメシをメッシーと表記するらしいんやな」

「らしいな」

「メッシならわかるが、メッシーの最後につく長音記号はどこから来たのかね」

「それは秘密やな」

「アルゼンチン人はメェシのような感じで発音するから入れるならメーシの方がまだましのような気がする」

「メーシかね」

「それにメッシーやと怪獣みたいやしな」

「それはネッシーやな」

「とにかく、アルゼンチンのこの組み合わせはあまりうまくいかなかった」

「問題は明らかで、フォワードが縦を突かないからフィールドが広がらないしリケルメもスルーパスの出しようがない。おまけにみんなちょっと下がったところでボールを受けたがるから赤枠スペースが混雑する」

「それをマキシとカンビアッソがフォローしてどうにかしていたわけだが」

「いくらマキシが無限大に走れるといっても限界がある」

「無限大に走れるなら限界はないと思うが」

「うるさいな」

「どうせなら最初からクルスを入れて、メシかテベスを外せばいいと思わんか」

「そうやけどな。それには、政治的な理由もあるで」

「政治かね」

「多分な。というのも、今までペッケルマンはメッシとテベスを使え、それも同時に使えというプレッシャーを国民やらマスコミから大分かけられたみたいなんやな」

「そうらしいな」

「それで上手くいかないのは確信していたと思うんやけど、周りがうるさいので、この際黙らせてしまおうと思ったんちゃうかね」

「しかし、これで上手く行ったらどうするつもりなんだ?ますます騒音が大きくなるぞ」

「それは大丈夫なんやな。ペッケルマンにはセルビア・モンテネグロ戦の6-0という結果がある。それを超える結果、例えば3点差でオランダに勝つといった事態が起こらない限り、以前のやり方を継続できる」

「じゃあ、この試合のフォワードはダミーで、次のメキシコ戦はやはりサビオラ、クレスポかね」

「ほぼ間違いなくそうやと思う」

「そうかね」

「あと、この試合で気になったのはオランダの態度やな」

「完全に勝つ気がなかったな」

「先発はそれとして、交代が温存と防戦一方に見えた」

56分にはファン・ニステルローイをバベルに代えて、それまで左ウィングだったカイトをセンターに、バベルを左にもってきた」

「点を取る気があるのかないのか」

「さらには、67分にはファン・ペルシを下げて中盤の底にランザートを入れた」

「これも前を外して後ろを入れている」

「80分のスナイデルからマドゥロの交代も中盤と中盤やしな。引き分けでかまわないといった感じだった」

「しかし、オランダは引き分けて2位になるとポルトガルが相手になることを知っていた」

「ポルトガルでもメキシコもかまわないということかね」

「いや、ポルトガルの方が段違いに強いから、もう少しこの試合で勝つ努力をした方がいいと思うだが」

「じゃあロベンを入れるのか?」

「オランダの攻め筋は彼しかないから、必然的にそうなる」

「それでイエローを受けたら元も子もないぞ」

「別に負けも引き分けも同じだから、ロベンに守備をさせなければいいだけの話ちゃうか?そうすればイエローをもらう確率は格段に下がる。ロベンの一撃で点が入ればよし。そうでなくても失うものはない」

「それでロベンが怪我でもしたらどうする」

「そこまで悪いことを考えるとなにもできんぞ」

「可能性としてあるものはある」

「それはそうやけどな」

「まあ、アルゼンチンに勝ちに行って主力を失うよりは、フルメンバーでポルトガルとやる方が自信があるということやろ」

「そうなんかね」

「そういう意味でも次のポルトガル対オランダは楽しみやね」

「確かに」

「というわけで、本日はこの辺で」

「の前に1つだけ」

「なんや」

「昨日のイングランド対スウェーデンの試合でコーナーキックについて書いた部分の訂正を」

「ほう」

「この試合では、両チームともの青い部分ではなく、赤い部分に人を置いてそこから前に動かす、といった守備を見せていた」

「ふむ」

「どうやらトレンドはこちららしい」

「そうかね」

「もう少しサンプルを集めんとなんとも言えんけど」

「うむ」

「その辺りも注目ということで」

「また明日」



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