Arabia Saudi vs Espana
06.06.23.viernes
日時:2006年6月23日(金)
対戦:ワールドカップF組 サウジアラビア対スペイン
結果:0−1
得点:0−1 35分 フアニート
審判:エリック・プラット(フランス)
警告:アル・ジャバー(サウジアラビア)
レジェス、アルベルダ、マルチェナ(スペイン)

「さて、スペインはサウジラビアに勝った」

「最小得点やったけどな」

「まあ、それは先発を大幅に入れ替えたからしょうがない」

「図を見ると、恐ろしいことに第1戦、2戦の先発は1人も出ていない」

「これでレイナを除く22人がワールドカップで先発を経験したことになる」

「それについては話があるんだがな」

「なんだ」

「レイナの父ちゃんもキーパーで代表に選ばれたことがあるらしいんや」

「ほう」

「彼は第3キーパーだったらしく、結局プレーせずに終わったらしい」

「となると親子2代で第3キーパーをやっているわけか」

「いや、アラゴネスにとってはレイナが第2キーパーらしいんやな」

「ん?それでは話がおかしくないか?」

「いや、なんでもカニサレスに次はないだろうからここは1つ譲ってやれと説得したらしい」

「アラゴネスがやると説得か脅しかわからんような気がするけどな」

「そういう噂もある」

「しかしなんだ」

「なんだ」

「レイナが第2キーパーということは、今後イケルに何かあったらレイナが出てくるということか?」

「理屈ではそうなるけどな」

「それも不思議な話やけどな」

「確かに」

「それで、スペイン代表の布陣を見るとウィングを置いた、いわゆる本当の1-4-3-3になっている」

「うむ」

「現在のところ、この配置がベストだとされている」

「実は、この配置はぶっつけ本番に近くて、ワールドカップ直前のエジプト戦ではこういう先発だった」

「トーレスの位置と、アルベルダ、アントニオ・ロペスが違う」

「ちなみに、その試合の後半にはこういう形も試されている」

「レジェスを思いっきり左に出ている」

「それの応用編はワールドカップでもあらわれていて、このようになる」

「ホアキンを右に置いたやつやな。こう見ると、アラゴネスは苦しい試合で相手の弱点があるサイドを攻めるためにホアキンとレジェスを連れてきたのかね」

「最初から先発として使う気は薄くて、戦術の幅を広げる為に連れてきたんやろな。そうじゃなと彼等の控えを選んでいない理由が説明できない」

「レジェスと言えばワールドカップ予選ではちょっと信じ難い位置でプレーしていた」

「あったな、こういうことも」

「改めて見ると、嘘みたいな配置やけどな」

「この中で先発として生き残っているのはイケルとプジョルだけやで」

「今は昔というやつや」

「それで、現在の代表の動きはこうなっている」

「それぞれの選手が上手い具合に特徴を発揮できるようになっている」

「ただ弱点があって、サイドとディフェンスラインの前の守備は弱い」

「ウクライナ、チュニジアに度々いい形でスルーパスを出されていたし、サウジアラビアにもやられていた」

「ボールを持っている間はいいが、受けに回ると弱い」

「次のフランス戦がどうなるかという話だが」

「わしがフランスならこういう感じで組む」

「アンリは左かね」

「今のスペインを相手にする時は、サイドからボールを縦に運びやすい。そして、そこで押し込んでしまえば必然的にスペインの攻撃を鈍らせることができる。本当はスペインの左サイドを攻めた方がいいけど、フランスは左の方が攻めが強い。アンリとアビダルの2人でボールを運ぶのがいい」

「それでジダンは右よりか」

「ジダンも左サイドの方が好きだけど、現状ではアンリが使った方が相手にダメージを与えられる」

「ふむ。もし、ジダンがシャビの後ろでボールをキープできたらスペインは困るやろな」

「それができるか出来ないかが勝負やけどな。もし不利だと判断したら、ウィルトールを入れてシャビ・アロンソをマークさせる手もある」

「果たしてこのスペイン代表が本当にバランスが取れているのかどうか、フランス戦が初めての大きなテストになるわけやな」

「その辺りを楽しみにして」

「また明日」



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